胴縁(どうぶち)

今日も初秋を思わせる涼しい朝を迎えました。

今週末は天気が崩れる予報になっています。しかし、週間予報を見ると、まだまだ最高気温が30℃近くになる日があるようです。引き続き、日中の暑さ対策をお願いします。

今日の朝礼では、『胴縁(どうぶち)』と言う単語が出てきました。

前回の日記で『母屋(もや)』について書きました。母屋は屋根を支える部材でした。

胴縁は、屋根ではなく壁に関係しています。

胴縁とは壁の下地材であり、鉄骨の場合はCチャンネルが用いられます。素人から見れば、壁は鉄骨の梁や間柱に直接張っているイメージが有りましたが、これでは柱の間が広いので強風時に壁が風圧に負けて壊れてしまいます。そこで、胴縁を細かく入れてから壁を張れば、胴縁自身も強度があるので、そう簡単には壁が風に飛ばされないと言うことになります。

さらに、縦胴縁・横胴縁と言う話も出てきました。前者は、地面に対して胴縁を垂直に配置する場合を指し、後者は、地面に対して胴縁を平行に配置する場合を指します。壁が縦方向に並べるタイプであれば、胴縁は横胴縁にします。壁が横方向に並べるタイプであれば、胴縁は縦胴縁にします。意匠次第で胴縁の方向が決まるのですね。

それでは、今日も皆様ご安全に!

914-0072 福井県敦賀市金ヶ崎町19-1
有限会社松本鉄工所
Matsumoto Iron Works Co., Ltd.
Kanegasaki-cho, Tsuruga City, Fukui Prefecture, Japan.

※まだまだ試験運用中の域を出ておりませんが、松本鉄工所Facebookページもぜひご覧ください。

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