雪起こし(雪おろし)の雷

おはようございます、福井県敦賀市の有限会社松本鉄工所です。

本日、朝礼中の8時10分ごろに、突然、稲光と雷鳴が。
社長によると、いつもより少し早いかもしれないけれども、北陸地方では「雪起こし」または「雪おろし」呼ばれる雷かもしれない、と言うことでした。

11月下旬から12月上旬にかけて、日本海側で冬型の気圧配置が強まり、シベリア寒気団が日本海から暖かい水蒸気の補給を受けながら南下してくると、日本列島の山脈に当たった時に積乱雲が発達します。この時の積乱雲は「雷雲」であると同時に「雪雲」であることから、北陸地方では雪の降り初めの合図として「雪起こし」「雪おろし」と呼んでいます。この時期の積乱雲は、夏に比べてかなり低いところで発生するので、飛行機の操縦には厄介ものなのだとか。

一方、日本海側の漁港では、これを「ブリ起こし」の雷と捉え、ブリ大漁の前触れとして喜ばれているそうです。秋田県では「ハタハタ起こし」とも呼ぶそうです。福井県では越前ガニのシーズンに入っていますが、カニ起こし、とはどうやら呼ばないようです 。。。

本日の日記はこの辺で失礼します。
今日も皆様ご安全に!

914-0072 福井県敦賀市金ケ崎町19-1
有限会社 松本鉄工所
Matsumoto Iron Works Co., Ltd.
Kanegasaki-cho, Tsuruga City, Fukui Prefecture, Japan.

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