敦賀港に新幹線のレールが。

連休明けの火曜日、小雨の敦賀です。
弊社の近所には敦賀港が有りますが、今月10日より北陸新幹線のレールの荷揚げが始まっています。1本25mの長さのレールが、北九州市の工場から何回かに分けて船便で出荷され、来年の3月までに約6700本が荷揚げされるそうです。福井港へも約6600本が荷揚げされる計画だそうです。

荷揚げされたレールは、その後、県内9ヵ所に設けられた軌道基地へ分配され、1本200mになるように溶接されたのち、敷設されていくとのこと。

ところで、鉄道のレールは昼夜温差や夏・冬の温度差によって伸縮するので、レールの継ぎ目でそれを吸収させています。在来線に乗っていると、「ガタンゴトン」と音が鳴り、車両に多少の振動が伝わってきますが、これがレールの継ぎ目の仕業なのです。しかし、新幹線に乗っていると、あまり「ガタンゴトン」と言う印象が有りません。これはどうしてなのでしょうか?

新幹線のレールの継ぎ目は斜めになっているので、レールの継ぎ目に車輪が落ちることなく安全に、かつ、高速で継ぎ目を通過できるようになっているのです。また、気温差によるレールの伸縮も吸収できます。

2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向けて、着々と準備が進められているのですね。

それでは、今日も皆様ご安全に!

914-0072 福井県敦賀市金ヶ崎町19-1
有限会社松本鉄工所
Matsumoto Iron Works Co., Ltd.
Kanegasaki-cho, Tsuruga City, Fukui Prefecture, Japan.

※まだまだ試験運用中の域を出ておりませんが、松本鉄工所Facebookページもぜひご覧ください。

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